No.5  【新じゃが】  2008.07.11

今月の特別セールは、北海道の「新じゃが」をご用意しております。ベビーリーフ・プラスは、様々な料理に対応できるマルチユースな野菜ですが、ジャガイモとの相性もバッチリです。特に、今回は、新じゃがです。本来、「新じゃが」は、ジャガイモ生産農家しか味わうことができないとても贅沢なジャガイモです。

通常、北海道ではジャガイモの収穫期は、8月末から9月です。そこをあえて7月にいただいちゃうのです。「新じゃが」は、とてもデリケートで、おイモの皮が非常に薄く、ハーベスター等の機械を使って収穫すると傷だらけになってしまいます。ジャガイモ農家が今年の出来栄えをチェックし、無事に収穫できる事への感謝と喜びのセレモニーとして収穫が行われます。農家だけが味わう事ができる特別な味覚ですね。それを、今回は、このサイトをご利用してくださる皆様に特別に提供させていただきます。農家が丁寧に1個ずつ「手掘り!」したジャガイモです。北海道の美味しさを一足お先に堪能してください。

品種は、今話題の「レッドムーン」です。レッドムーンは、栽培が難しく、生産する農家が限られています。見た目は、赤い皮をしており、中身は黄色くて、なんだかサツマイモ?と間違ってしまいそうです。

これが、食べていただくと、「美味しい!」となかなかの評判なのです。食感は、もっちりとしています。扱いは、どちらかというと、メークイーンと同じようにナベ物に向きますが、特に限定しなくても様々な料理に合います。まずは、ただ蒸かしただけのお芋を食べてみてください。皮ごと食べられますよ(もちろん農薬を全く使用していないので安心して食べられます)。

↓ レッドムーンの今の畑の様子です。
南アメリカ大陸からヨーロッパに最初に持ち込まれたとき、ジャガイモはおイモを食べるのではなく、花を観賞するためだったのはご存知でしたか? 赤紫色の花がきれいですね。

レッドムーンの花

No.4  【百鬼ドレッシング】  2008.06.19

ネットショップオープン記念のキャンペーン商品として「ベビーリーフ・プラス20パックセット 百鬼ドレッシング付」 をご提供させていただいていますが、この百鬼ドレッシングのご説明を少し。

ベビーリーフ・プラスは、1パックの中に8種類以上の野菜が組合わせて入っているのですが、この組合せは偶然にできているわけではありません。食べていただいたときに「おいしい!」と感じていただけることを基本にして組合わせています。そのため、ハーブが余り強くでないようにマイルドにする役目の野菜があったり、ハーブであっても、まるで隠し味のような役目で入っている野菜もあります。

ベビーリーフ・プラスは、水洗い後、お好みの大きさに切ってそのまま召し上がっていただくのが野菜本来の味を堪能できます。・・・が、これではまるで草食動物のようになってしまうので (^^; やはりサラダにはドレッシングということになりますね。そこで、これまでベビーリーフ・プラスに合うドレッシングをいろいろ探してきましたが、市販のドレッシングはどれも確かに美味しいのですが、どうも主張が強すぎるのです。ベビーリーフ・プラスを食べているのか、ドレッシングを食べているのか分からなくなるわけです。

北海道に里帰りした時、身内からこのドレッシングを紹介されました。聞くと、十勝の中札内村にあるレストランで作られたものとか。何かマニアチック?なネーミングにも心を惹かれ、早々試してみると・・・これがとても不思議でした。8種類の野菜の味が全て分かるのです。ドレッシング本来の役目に徹しており、生まれて初めて納得のいくドレッシングでした。これ以来、製造元の百鬼レストランの社長ご夫妻とのやり取りが始まり、今回のキャンペーン企画となりました。

百鬼ドレッシングは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸を多く含むキャノーラ油(菜種油の一種)を使用しています。また、乳化剤を使用していなかったりと、味だけでなく使う人の健康にも配慮されたドレッシングです。しょう油ベースのドレッシングなので日本人の食卓にオールラウンドに活躍できるものです。料理に興味ある方なら、このドレッシングからいろんなメニューが生まれる事と思います。

これからの季節、北海道を旅行される方も多いと思いますので、参考に百鬼レストランの情報を以下に掲載しておきます。ベビーリーフ・プラスを使った料理も食べることができますよ。ぜひ立ち寄ってみてください。念のために、一度電話をして営業時間を確認されてからの方がよいと思います。

☆百鬼レストラン
住所:北海道河西郡中札内村東戸鳶東6線150
電話:0155-63-4511
営業時間:11:30〜14:30  16:00〜20:30(予約制)
定休日:火曜日

農薬

一般に野菜を生産する現場では、農薬を大なり小なり使用します。農水省の農薬取締法によれば、「農薬」とは、病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、その他の薬剤とあります。その法律の中では、生き物である天敵昆虫まで「農薬」として扱われているのです(これには、ちょっとびっくりですよね)。そこで、言葉の定義を明確にしないと誤解を生むので、このサイトで使用する農薬とは、一般的にイメージされている化学的に合成された「化学合成農薬」のことを表現します。

農薬の開発は、農産物を病害虫から守り、生産量を飛躍的に増加させることを可能にしてくれました。しかし、販売された当初は、国の定める条件をクリアしていても、何年か後には人体への危険性が報告されて販売中止になる農薬は、数は減ったものの今でも後をたちません。

10年ほど前に所沢のダイオキシン騒動がありました。ダイオキシンなどの環境ホルモンは、世間では何故かすっかり下火に?なってしまいました。この環境ホルモン等のある特定の化学合成物質が、非常に低濃度で人類含め生き物に影響を与えることは、あの騒動の後でもずっと気になっています。現在は、公害で日本中が揺れた70年代とは、化学物質の分析能力に雲泥の差があります(25メートルプールに一滴入れられた物質を判断できる時代です)。これがさらに2,30年後には、今の分析能力より格段に進歩があるでしょう。そのとき分かる真実も多々あるのではないでしょうか?

これからも農薬の安全性は、常に研究されより安全な農薬が販売されるようになることは間違いありません。しかし、農薬に頼らない技術開発も以前に比べ格段に進んでいるのです。

いつまでたっても不安を払拭できない農薬に頼ることなく、発想を変えた別の技術開発にエネルギーを集中する時代に来ていると思います。そして、こんな考えの中から生まれたのがベビーリーフ・プラスです。

無消毒種子

前回の日記に「ベビーリーフ・プラス」に使われている種は、ほとんどが輸入品です。 と、述べましたが、日本で育種された品種の種でさえ海外で生産されることも多いのです。
もやしの種は、緑豆(りょくとう)という豆を一般的に使いますが、国内で生産されるもやし用の豆のほぼ全量にあたる量が中国からの輸入なのです。国産野菜の根源(種子)はすでに海外に依存しているんですね。

海外から種子を輸入すると、必ず港や空港の植物防疫所で検疫を受けます。病害虫を日本国内に持ち込ませないためです。種子の場合、病原菌(植物のかかる病気)を持ち込む可能性がある種子は、あらかじめ消毒して輸入されます。この「消毒」という言葉は、多くの場合農薬を散布することを意味しています。

皆さんも家庭菜園用に種子を購入すると、袋に、消毒済み、とか、キャプタン処理済みなどという表示を目にすると思いますが、これは種子に農薬(殺菌剤)が散布してあります。という事なのです。

アグリハジメでは、種子の段階から農薬を使用しない栽培を目指しているため、まれに必要な種子が入手できなくなるという事態が起きます。種子の輸入会社は、植物防疫所の検疫でにひっかかることを嫌い、必然的に消毒済みの種子を優先的に扱うことになるのです。無消毒の種子の入手が不可能になると、新たに適切な品種の検索をしなければなりませんが、これは、無農薬栽培を続けるためには乗り越えなければならないハードルだと考えております。

食料自給率

ローマで開催されている食料サミットのおかげで、日本中、世界中が農業に注目しているようです。とてもいいことだと思います。福田首相もかなり気合の入った宣言をされています。世界的な穀物相場の高騰に対して、食料自給率39%の日本はどうするのか。飢餓に苦しむ途上国の食料に影響を与えないで日本は確保できるのか? 後継者不足で、日本の農業従事者の平均年齢がすでに65歳を越えている事など等・・・

この機会に、農業に関係ある人ない人、全ての人に真剣に考えていただけば、きっとグッドアイディアが生まれるはずです。このまま世界の食糧事情が悪化すると、醜いエゴが正しい判断を鈍らしてしまいそうです。今ならまだ、考える余裕のある最後のチャンスかもしれませんね。

ちなみに「ベビーリーフ・プラス」は、もちろん日本国内で栽培されています・・・ が、種はほとんど輸入品です。

ネットショップ正式オープン!

いよいよネットショップの正式オープンとなりました。まだまだ不十分な点があり、ご迷惑をお掛けすることがあるかもしれませんが、どうぞ末永くご利用をお願いいたします。

「ベビーリーフ・プラス」という商品は、サラダ用の野菜として売り出していますが、レシピ集にあるとおり、どんな料理にも対応できるマルチユースの野菜パックです。忙しい毎日の野菜不足の解消と、美味しい食事のための材料としてきっとお役に立てると思います。

このコーナーでは、アグリハジメ(有)の商品を通して農業界の話題も取り上げていくつもりです。消費者の皆さんに少しでも現実の農業に興味を持っていただけたら幸せです。